2018年度の社会学演習③学外活動について

 私の社会学演習では今年までの3年間、夏休みに合宿を行いました。夏休みに読書レポートの課題を書くか、合宿に参加するかを選択する形で、今年の場合はほぼ全員が参加する合宿になりました。合宿で集中して話し合いをする機会を持つことは有益だと考えていますが、2018年度は今のところ合宿は考えていません。夏休み中に海外研修プログラムに参加したり、番組制作会社のインターンシップに参加したりする学生もいるので、それぞれが充実した夏休みを計画してくれれば、そのほうがよいと思ったからです。

 様々な業界の企業がインターンシップを募集しているので、それを活用することも学外の活動の一つの方法です。テレビの仕事を考えている人には、来年も番組制作会社のインターンシップを紹介できると思います。広告の仕事を考えている人には、学生を対象にしたコンペを紹介しています。大学で授業を受けたり、学部内のサークルでの活動にとどまらずに、外に出て何かの活動をすることは、将来のキャリア形成のためにも望ましいことです。

 視野を拡げる機会を持って欲しいと考えています。就職活動に関わることだけでなく、自分の可能性を広げるために様々な活動を考えて欲しいと思います。演習でも、後期の授業では、何らかの形でフィールドワークを取り入れて、みんなが視野を拡げる機会を持ちたいと考えています。

[PR]

# by take-marupon | 2017-11-19 13:50 | 社会学演習 | Comments(0)

2018年度のゼミ⑧選考の追加課題と面接

 ゼミナールのエントリー用紙が届いて、内容を読みました。面接をして選考をするつもりでしたが、エントリーしてくれた全員について、選考のための面接を行う時間をとるのが難しいため、追加課題の提出か面接かを選択する形とします。

①課題 
中瀬ゼミナールのワークショップに参加して、感想(良かった点、改善が必要な点、来年に向けての提案など)をA4用紙1枚にまとめる。
「SNS探求 ~未来のコミュニケーションを考える~」 11月23日(木)18:00~ オーバルホール
提出方法は、ワード文書をメール添付で送付。もしくは研究室に持参。
提出の締切は、11月24日(金)18:00とします。

②面接 
11月24日(金) 12:30~19:00の間 一人15分程度。場所は研究室。
希望の時間帯をメールで連絡してください。時間はメール連絡の先着順に決めていきます。メール連絡の締切は11月21日(火)18:00とします。

①か②を各自が選択してください。アドレスはゼミ紹介の冊子に書いてあります。


[PR]

# by take-marupon | 2017-11-19 13:03 | ゼミの紹介 | Comments(0)

2018年度の社会学演習②学問と実践

 大学で何を学ぶか、大学でどういう能力を伸ばすのか、つまりは大学の教育の在り方については、様々な意見があり、社会的な論議になっています。私自身も、何を目指して、どういう授業を組み立てるのがよいかを日々試行錯誤しています。その結果として、やり方が固まってきているところと、毎年のように変えているところがあります。今回は、演習の授業計画の狙いについて説明します。

 演習でテキストとして上げている本は、いずれも新書です。学生にとって読みやすいことを重視して選んでいます。結果的に著者の中で大学の研究者が書いた本は1冊(橋本良明『日本人とメディア』)で、残りの本の著者はそれぞれの分野で仕事としてメディアに携わっている方々です。ここで誤解をしてほしくないのは、大学の研究者が書いた研究書を読む必要はないと思っているのでは決してないということです。大学生なのだから、学術的な文献を読んで欲しいと思ってはいるのですが、無理に学術書を読ませようとして本を読むこと自体が嫌いになっては困ります。

 私は、本を読んで新しい知識を得ることは楽しいことだと感じています。まずは、その楽しさを知って欲しいと考えて、2年の演習のテキストとしては、読みやすい実践的な内容の文献を中心に選びました。また、プレゼンテーションの訓練として、本を読んだ感想を一人一人がスピーチすることを課しています。結果的に前期の授業計画は、実践重視の形になっています。本を読んで考えたことを人に伝えることを通じて、社会人基礎力を伸ばすことを目標にしています。

 知識の習得としては、学問としての社会学を学んで、それを実践に活かせるようにする、という流れが大学教育としては王道かと思います。しかし、その流れを逆にして、実践的な知識に触れて、学ぶことの大切さを実感した上で、社会学という学問に興味を持って主体的に学んで欲しいと考えています。したがって、学術書も読めるようになることを目標とはしているのですが、そのための方法をまだ試行錯誤している状態です。

 これまで後期については、グループに分かれた共同研究に取り組んできました。来年度は、そのやり方を変えるつもりですが、まだ具体的には決めていません。共同研究は3、4年のゼミで取り組んでいるので、その共同研究に向けて、知識を広げたり、深めたりする活動を設計したいと考えています。 

[PR]

# by take-marupon | 2017-11-15 13:42 | 社会学演習 | Comments(0)

2018年度の社会学演習①選考について

 ゼミに続いて、社会学演習の募集が始まりました。私の演習の進め方や希望者が多かった場合の選考について、このブログで随時紹介していきます。
 
 社会学演習は、卒業に必要な必修の科目です。社会学演習の単位をとれなかった場合、卒業できません。ゼミは履修をしなくても卒業できます。ゼミと社会学演習は、いずれも少人数で、担当教員の専門分野の研究活動に取り組みますが、必修かどうかで決定的な違いがあります。社会学演習の場合は、希望者が少なかった場合、2次募集をして一定の履修人数になるようにします。一方、ゼミの場合、希望者が少なかった場合でも2次募集をせずに、募集を打ち切ることができます。

 このような違いが、選考方法の違いにもつながります。私の演習の場合、一次選考の希望者が少なかった時(概ね15人程度以下)には、全員受け入れることにしています。15人+アルファ程度の希望者だった時には、希望票だけで選考を行うこともありえます。希望者が多く本格的な選考が必要になった場合は、追加の課題を出します。選考の期間が1週間程度しかないので、追加の課題を出す場合、締め切りはタイトになります。このブログで周知するので、必ずチェックしてください。

 第一次希望の提出締切前の11月23日(木)の18時から、中瀬ゼミの研究発表のイベントがあります。演習を希望する人は、ぜひイベントに参加してください。「SNS探求~未来のコミュニケーションを考える~」をテーマに、図書館3階のオーバルホールで行います。このイベントに参加するということは、演習で取り組むメディア研究に関心を持っていると考えられます。したがって、希望者が多かった場合の選考では、イベントに参加した人が有利になるように配慮します。
e0099610_14053637.jpg

[PR]

# by take-marupon | 2017-11-14 14:14 | 社会学演習 | Comments(0)

2018年度のゼミ⑦選考について

 志望者が多かった場合の選考については、提出書類と面接で行うとしています。具体的にはまだ決めていません。志望者の人数によっては、選考が必要ない場合もあります。一方で、面接を行うことが物理的に難しい場合もありえます。したがって、志望者数が把握できた時点で、このブログで選考の具体的な方法を示します。締切後に、このブログを必ずチェックしてください。ここでは、基本的な考え方を紹介します。

 選考を行う必要が生じた場合に、最も重視するのは「意欲」です。このゼミでぜひ学びたいという気持ちですが、その気持ちについて、誤解のないようにして欲しいと思います。ゼミに入りたいという理由が、「このゼミならば楽しく過ごせそう」ではなく、あくまで「メディア社会研究のゼミで学びたい」ということでなくては困ります。その見極めをするために、今年は読書レポートの課題を設定しました。課題として上げた文献は、難しい専門用語は使っていない読みやすい文章の新書です。学生にとって日常的に接する話題が盛り込まれています。ただし、内容は現代社会のメディアをめぐる重要な問題提起であり、深く考えさせられるものです。インターネットの発展によって私たちの生活は、大きく変化してきています。その現在進行形の問題について、それぞれが自分の問題として考えてみて欲しいと思っています。

 言葉の上だけで、意欲を示すことは可能です。企業の採用選考のESでも、美辞麗句を並べた表面的な志望理由を書く学生が少なくありません。しかし、ありきたりの言葉だけで「意欲」を盛り込んだ志望理由では通用しません。しっかりした志望理由を持つこと自体が、就職活動での成功につながります。具体的な行動を盛り込む形で、「意欲」を説得力を持って語れることが重要です。

 ゼミの選考は、そもそも採用選考とは比べものにならない程度のゆるい関門です。また、これまでは「来る者拒まず、去る者追わず」という基本方針を臨んできたので、選考で不合格になるのはごく低い割合でした。ただし、選考をする場合には、言葉の上だけではない「意欲」を基準に、シビアに見極めたいと思っています。

[PR]

# by take-marupon | 2017-11-06 12:29 | ゼミの紹介 | Comments(0)

11月3日は、ホームカミングデー

 11月3日は文理学部のホームカミングデーです。桜麗祭の初日に合わせたイベントです。学科企画として、研究室開放をします。”研究室開放”といっても、社会学科のOB・OGの皆さんに、それぞれの都合のよい時間にふらっと来てもらって、お茶を飲みながら雑談しましょうというだけのことなのですが…桜麗祭の見物のついでに、本館3階の研究室に来てみてください。
 15時半からの全体交流会では、豪華景品が当たるくじ引きがあります。景品が豊富にあって当選確率が高いので、中瀬ゼミのOB・OGは、毎年何かしら景品を当てています。参加費は無料で、出入りは自由です。久しぶりにゼミやサークルなどの仲間と懇談する機会として、活用してください。
e0099610_22194342.png

[PR]

# by take-marupon | 2017-11-01 22:21 | ゼミ関連 | Comments(0)

2018年度のゼミ⑥情報格差

  デジタルデバイドという言葉があります。パソコンやインターネットなどITを活用できる人と、そうでない人との間には、得られる情報の質や量に格差が生じます。その情報格差は、様々な場面でチャンスを生かせるかどうか、ひいては経済的な成功を収めることができるかどうかを左右して、結果的に経済的な格差、つまり貧富の差につながるという指摘があります。

 私自身は、デジタルのシステムを駆使できるほうではありません。アナログの時代に記者として情報の収集や取捨選択を訓練された人間です。デジタルについて行ききれていないので、今後、デジタルの恩恵を得ることは少ないと思います。もう年齢が年齢だけに、これから経済的な成功を追求するという気持ちもありません。

 ただし、若い学生の皆さんにとっては、関心を向けるべき問題だと思います。デジタルデバイドが実際にどの程度あるのかはよくわかりません。そんなに心配する必要はないという意見もあります。ITを駆使できなくても、アナログなタイプの人でも、使い勝手のよい機器やシステムがこれからどんどん開発されていくはずです。日常生活を送る上での単なるユーザーとしてなら、受け身の姿勢でも困らないでしょう。しかし、ビジネスの世界に身を置く立場になって考えると、デジタルデバイドが企業の盛衰につながっている実態は無視できません。土曜日に行っている公開講座「文理学部OB・OGが語るメディアの今とこれから」のゲスト講師のお話を聞いても、企業にとってITがとても重要になっていることを実感します。

 今年の中瀬ゼミのワークショップは「SNS探求~未来のコミュニケーションを考える~」http://nu-nakasezemi.net/ がテーマです。普段、何げなく使っているSNSについて、ちょっと立ち止まって考えてみようというものです。ゼミを志望する人は必ず聞きに来てください。中瀬ゼミを志望していない人にとっても、役に立つと思います。11月23日(金・祝)の18時から、会場はオーバルホールです。

 なお、10月27日(金)の13時半頃から、ワークショップに向けての準備作業をオーバルホールで行います。ゼミ見学として、自由に来てもらって構いません。

 
[PR]

# by take-marupon | 2017-10-26 15:41 | ゼミの紹介 | Comments(0)

キャリアデザイン2のゲスト講師

  水曜日の5限の「キャリアデザイン2」で、これから民間企業の人事の方などゲスト講師をお招きする回が始まります。授業を履修していない人も、興味があったら是非聞きにきてください。教室は本館地下のセンターホールです。

11月8日:「アズビル」
11月15日:「ニッコクトラスト」
11月29日:「東京精密」
12月6日:「日本オーチスエレベーター」
12月13日:「ホーチキ」

 学生が名前を聞いてもピンとはこない企業を意識的に選びました。学生は、自分が知っている知名度の高い「B to C」ビジネスの企業が優良企業だと思い込んで、知名度とイメージに左右される会社選びをしがちです。それが就職活動に苦労する大きな要因です。ゲスト講師としてラインナップした「B to B」ビジネスの企業は、宣伝をする必要がないので、知名度が低いのは当然です。「B to B」ビジネスの企業は学生が知らないだけで、その業界ではトップシェアを持っていたり、技術開発力が高く海外進出に成功していたりする優良企業がいっぱいあります。会社を選ぶ目を養うという意味で、ゲスト講師のお話は大いに役に立つと思います。 

[PR]

# by take-marupon | 2017-10-25 23:34 | キャリアデザイン | Comments(0)

2018年度のゼミ⑤卒業後の進路(BtoBの優良企業)

 ゼミ紹介としての就職実績に関して、もう一つ、BtoBの優良企業について説明します。大学のPRとしては、有名企業への就職実績を並べるのが常套手段です。中瀬ゼミとしても、NHK、ロッテ、読売広告、全日空、東京三菱UFJ銀行…などと上げることは可能です。それぞれの学生の夢の実現をお手伝いしたいと考えているので、有名企業への就職実績は私としても嬉しく感じています。就職に関する夢を目標として掲げて努力する姿勢のある学生には、その実現可能性を高めるためのアドバイスをしています。例えば、ESでの自己PR、志望理由など、多くの志望者の中で埋没しない内容を書くことなどです。

 ただし、私が特に力を入れているのは、BtoBの優良企業の利点について学生に伝えることです。それは、キャリアデザインの授業でも強調しています。そして実績としても、BtoBの優良企業に採用される学生が相次いでいます。私が例として名前を上げた企業に複数の学生が採用されているケースもあります。さらに私も知らなかった企業で、「これはよい会社を見つけてきたね」と感じることもあります。知名度やイメージに左右されるのではなく、自分にとっての望ましい生き方にマッチした会社を主体的に選んだ結果なのだろうと嬉しく感じています。

 ゼミのOB・OGたちが気軽に研究室に顔を出してくれたり、研究室で鍋を囲んだりしているので、OB・OGたちから仕事の話を聞く機会があります。そうした機会に、「部活をやっている高校生よりも早く家に帰れる」という一部上場のホワイト企業や「営業でも数字に追われるプレッシャーがなく、会社に入ってから嫌な人に出会ったことがない」というのんびりした社風の会社など、OB・OGたちのナマの情報を仕入れることができます。そうした情報をゼミ生に伝える事で、ゼミ生の視点を広げることができていると考えています。

 中瀬ゼミでは、研究活動の班分けを3年と4年が混在する形でつくっています。その結果、先輩・後輩の交流が深まり、卒業後もその研究班で飲み会をやったりしています。OB・OGがインターンシップの募集の情報を知らせてくれたり、ゼミ生が個別にOB・OGに話を聞きに行ったりするケースもあります。ゼミ生の就職活動にOB・OGたちが有形、無形の貢献をしてくれているのは、とてもありがたいことです。

[PR]

# by take-marupon | 2017-10-25 01:28 | ゼミの紹介 | Comments(0)

2018年度のゼミ④卒業後の進路(メディア関係)

 中瀬ゼミの志望者の中には、卒業後の進路としてメディア関係の仕事を考えている人が一定程度いると思います。そこで、メディア関係の就職の実情を紹介します。ゼミのOB・OGは幅広い業界に就職していて、メディア関係の仕事に就くのは例年4~5人程度です。ゼミ生の1割から2割くらいの割合です。他のゼミよりは多いと思いますが、みんなが狙うわけではありません。

 3年のはじめ頃にはメディア関係を考えていても、実際の就職活動では他の業界に志望を変える人が少なくありません。ゼミ生には、私自身の経験やOB・OGから聞いた話をもとに仕事の実情を伝えています。その話を聞いて厳しい仕事だと感じて、志望を変えるケースがあります。結果的に志望を変える場合でも、仕事の実情を把握できる機会があることは、中瀬ゼミの利点だと考えています。

 大手企業や知名度の高い企業ではなく、大手の関連会社や番組制作プロダクションなど現実的な可能性がある企業についての情報を仕入れることができることも利点です。待遇や条件が良くなくても、とにかくテレビの仕事がしたいという強い意欲があるのならば、何らかの形でテレビの仕事に就くことはできます。

 広告に関しても同じことが言えます。知名度が高い大手広告代理店で働いているゼミのOB・OGは2人ですが、広告関係の仕事に携わっているOB・OGは15人程度います。その中には、一般の学生の知名度は低いけれども、ネット広告やCM制作の業界では大手と言える会社で働いているケースがあります。

 テレビや広告は会社がたくさんあって業界全体の採用数は多いので、採用されるチャンスがあるのですが、出版と映画関係はそもそも新卒採用の数が少ないので、なかなか実現しません。そうした中でも、転職を経て映画の配給会社で映画の宣伝の仕事をしているOGや出版プロダクションで雑誌編集の仕事をしているOGがいます。そうしたケースを見ると、その仕事がぜひやりたいという意志の強さが夢の実現の前提条件になると感じています。

[PR]

# by take-marupon | 2017-10-24 01:45 | ゼミの紹介 | Comments(0)